サイド＆バックにBrazilian Rosewood（ハカランダ）を使いラッカー塗装で仕上げられた2004年製のカスタムモデル、K.Yairi FK-200 Customの中古品です。

トップにスプルース単板、サイド＆バックにハカランダ単板（バックは3ピース）を使用した「横幅約335mm＆厚み約97mm」のスモールボディに、ナット幅42.2mmで645mmスケールのマホガニーネック、エボニー指板、エボニーブリッジ、指板に入ったスノウフレイクインレイやボディの細身なアバロントリムなど、シンプルかつ高級感のあるデザイン、塗装はK.Yairiとしては珍しくラッカー塗装が施されており、ピックガードは本来透明の薄いタイプたっだものをベッコウのピックガードに交換されています。

ゴールドのペグとストラップピンが経年によりくすんでおり、艶消しのネック裏は使用によって軽く艶が出た上で薄いカポタスト痕が数か所あり、その他光でかざせば分かる程度の擦り傷はあるものの塗装や木部の割れ/凹みを伴うような大きなダメージは有りません。

ネックはほぼストレートの丁度良い状態でトラスロッドの効きも良好、フレットは高音弦側のローポジションが僅かに減っている程度で気になるようなビビりや音詰まりは無く、既に製造から20年以上が経過している事を考えれば外観＆演奏性共に素晴らしい状態を保っています。

K.Yairiとしてはとても珍しいハカランダサイド＆バックのスモールボディかつラッカー塗装はオーダーモデルならではの特別な仕様で、ネックブロックにはK.Yairiの創業者であり当時の社長である矢入一男氏の直筆サインが入っています。小ぶりなサイズならではの反応の良さとハカランダによる明るく硬質な鳴りは特にフィンガーピッキングで心地よく、扱い易い小ぶりなサイズで特別な仕様かつコンディションの良いギターをお探しの方にオススメの一本です。

ブランド	K.Yairi
モデル	FK-200 Custom Brazilian Rosewood
製造年	2004年
コンディション	通常使用する用途において問題無し
重量	1.72kg
付属品	純正ハードケース（一部経年による外装の剥がれが有ります）・スペックシート